療育とは
「療育」という言葉に、皆さんはどんなイメージを持ちますか?障害者?ハンデ?レッテル?
もし、自分の子どもに「療育」を勧められたら、皆さんはどう感じますか?
生まれた時は普通の子だと思っていたのに、成長するとともに違和感を覚える。または、自分は違和感を感じなくても、保育園や幼稚園、学校の先生から度々話がある。
そんなケース、うちには絶対無いわ!って思っていませんか?
意外とそんなケースは多くて、それに対して抵抗感を持つ方も少なくないのが現状です。
「療育」とか「検査」とか言われると「うちの子、社会不適合なのか??」とビクビクしてしまう方が多いのですが、そんな事ありません。誰でも苦手な分野があって、たまたまその子の苦手分野に関して「療育」というシステムがあるというだけの事です。例えば、運動音痴の人が体操教室に通う…みたいな。字が汚い人が習字を習うように。自分の努力だけでは限界が見える時、専門家やプロにやり方のコツを教えてもらう。「療育」って、そういう事だと思います。
少しでも子どもの将来の役に立つなら、「ピアノ」も良いけど「療育」だって良いのです。
かくいううちの子も、療育センター通ってます。そして、それをママ友に堂々と公言しています。だって、それを言ってよそよそしくなるママ友はきっと他のことにおいても付き合いが面倒くさいなって思うはずだから。
幸せな事に、公言したら「良かったね!予約待ちすごいんでしょ?」「早くから通ったら、効果あるもんね。」「うちも小さいうちから行けば良かったって、いま後悔してるんだ。」って言ってくれる友達が沢山出来ましたよ!!!会話だけきいてたら、どこかの幼児スクールか習い事の話か?って思いますよね(笑)
どうか子ども達がすくすくと育ちますように!
本当に保育士を辞めたくなった瞬間
保育士をしていると辞めたくなる瞬間は何度となくやってきます。他の仕事にも当てはまる事でいえば、
・仕事がキツイ
・給料少ない
・人間関係がドロドロ
でも、1番キツイのは保育園を毛嫌いしている人の言葉を目にしたり、耳にしてしまった時。
・人の子ども見てないで、自分の子どもをしっかり育てろ
・保育園は幼稚園より質が悪い
・保育園児はタチが悪い
確かに、保育所には家庭環境が厳しい状況にあるお子さんもいますから、そういうイメージになるのでしょう。でもね、言わせてください。いくら家庭環境が厳しくても心優しく、頭も良い子は沢山いるんです!!
むしろ…ですよ。我が子が小学一年生になって初めての授業参観で、クラスの男の子が先生が話しているのにろくに聞かずに「そんなのかんたーん。●●だし。」とずっと喋っている子がいました。他にも順番守らずに割り込む子。算数ブロックで積み木をして遊んでいる子。みんな、幼稚園の子ども達でした…というと語弊がありますね。そのクラスでは、保育園出身の子どもがとても少なかったのです。。つまり、保育園でも幼稚園でも、同じ割合で同じ様な子はいる…という話です。
最近の保育園は教育にも力を入れています。字の取得や英語、体育、美術…椅子に座って机に向かって、ほとんど幼稚園と変わらない園も多いのです。
それでも、保育所を単なる託児所と思う人も多く、保育園なんて絶対行かせない!多少生活が苦しくても幼稚園!!とか、お金払って利用してるのに、なんであれやこれや口出しするの!とか言われます。
挙句の果てに、保育士って、自分の子どもを犠牲にしてるんでしょ。ってね。
あー!もう辞めてやる!!!とブチ切れたくなる瞬間です。
どれだけ手を尽くしても先入観と思い込みで、保育士を奴隷か何かのように思い、罵倒する。
そこは仕事ですから、笑顔で対応しますが、人の命を守って、人を育てて、なぜ罵倒されて馬鹿にされなければならないのか。保育士ってこんなに蔑まれる仕事だとは思いませんでした。
…とは言い、子ども達の喜ぶ顔が見たくて、大きく成長する姿が見たくて、結局辞められないでいる自分。。
本当に保育士なんて辞めたい。心の底から辞めたいのに辞められない。
保育士増やすのに、1番必要なのは、保育士の地位向上と保育園への理解なのでは…という気がしてなりません。。
速攻型トイレトレーニング
『速攻型』というのは、次男のトイレトレーニングがあまりにも早くて私が勝手に名付けました(笑)
まず、トイレトレーニングの進め方はその子に応じて違ってくるものだと思います。家庭の生活サイクルによってチャレンジする時間帯が変わってきます。親の性格も、じっくり取り組む事が得意な人、焦ってしまう人、あまりこだわらない人等違いますし、子どもの性格も然り、主張が強い子、こだわらない子、のんびり屋さん…千差万別です。ですから、私が行った方法をそのまま行って誰でもうまく行くわけではありません。ただ、皆さんのお子さんと似ているところがあったらヒントになるかも…とは願っています。
我が家の次男の性格は以下の通りです。
○主張が強い
○正義感が強い
○納得出来れば受け入れるが、納得出来ないことは受け入れたく無い
○実は小心者で臆病
☆排尿間隔が短い
私(母親)の性格は以下の通り。。
○結構いい加減
○適当で、勘に頼る事が多い
○つい口うるさくなる
○継続が苦手
…あらあら、マイナスばかり。。良いところといえば、勘が大抵当たることでしょうか。
トイレトレーニングをするときに重視する点は以下の通りです。
①排尿間隔が2時間程度
②トイレの空間に慣れている
③意思の疎通がある程度出来る
次男は①が中々クリアしませんでした。2歳で1時間持たないこともありました。②もダメでした。子どもの性格であげた通り小心者でしたが、なんとかトイレに座るようになりました。しかし運悪くマンションの排水管工事に伴いトイレが新しくなり、自動洗浄がついてしまいました。誰も触れていないのに勝手にシャーと音がする便器に、次男は泣き叫び断固拒否!!私がトイレに行くと言うと、それまで金魚のフンのようにどこにでもついてきていたのに「あそんでる」とリビングに逃げ込むという…(;´д`)
ようやく条件が揃ったのは3歳を過ぎたお正月。自動洗浄はついていないが形状やボタンのよく似た実家のトイレに座る事が出来、帰宅後「ほら、ばーちゃんちのトイレとおんなじだね〜」と言い聞かせていると、恐る恐るトイレを覗き込む次男。「うちのトイレは偉いから、自分でお掃除してるんだよ。」と後ろからさらに言い聞かせると、「そーか。」とようやく納得。いやはや、ここまでが長かった!!
【いよいよトイレトレーニング!】
ここまできて、皆さん「何か速攻型なんだろう…」と思っていますよね(-_-;)ここからです!ここから早いですからっ。。
1日目
…トイレ行ったら好きなキャラのパンツが履けるよと宣伝する。この日は興味なし。
2日目
…保育園でトイレに行くとパンツ履けるんだってと宣伝する。すでに保育園ではトイレに座る事が多くなっていたのでちょっと心くすぐられた様子。
3日目
…保育園に行くと自らトイレに行き、パンツちょーだいと主張。先生に伝えて午前中だけパンツに。
4日目
…保育園で午後もパンツ履きたいと主張。
2週目
…保育園の午睡中もパンツを履きたいと主張。
3週目
…夜寝る時以外はパンツを履きたいと主張。
…終わりました。え?思ったより速攻じゃなかった?確かにもっと早い子もいると思います。思い立ったらすぐ出来ちゃう子、いますよね。
因みに、3週目には自ら「トイレ行く!」と言えるようになっていました。だから、実質トレーニングは2週間でしょうか。そもそも年齢ももういい頃だったので、パンツを履く=漏らしたらいかんという考え方がすんなり出来たのだと思います。夜はやはり排尿間隔が短い方なのでもう少し時間がかかるかもしれませんが、とりあえず昼間は終了しました。
【まとめ】
もっと短い間隔でトイレに誘う事で、もっと低い年齢でトイレトレーニングする方法もあります。でも、私は性格的に1時間毎にトイレに誘うのをうっかり忘れる可能性がありますし、トイレに誘わなくては…とイライラしてしまうでしょう。次男は頑固なので遊びに夢中なら絶対トイレには行かないでしょう。自ら必要と思わないと行かないタチです。ですから、結果次男にはこの方法が良かったと思っています。
保育士辞めたいの私だ?!
他の仕事を知らなかった頃は、どんな仕事でも、やっぱり辛いことは多いし、働くとは大変な事なんだ。だから、保育士が特別キツイってわけでは無いんだ…とずっと思っていました。
今でもそのおもいに大きな変化はありません。何の仕事にしたって責任はあるし、大変な事や人間関係のドロドロだってあるんだと思います。
それでも、現在自分の置かれている状況が悲しすぎて、保育士という仕事を投げ出したくなる時があります。私は何を犠牲にしてこの仕事をしているのか、その犠牲と仕事とどちらが自分にとって大切なのか…と。そして、最終的には自分は保育士という仕事に向いていないんだ。と、負の考えに囚われてしまいます。
●給料
初任給が低いだけじゃないんです。基本給が1万円あがるのに、5年くらいかかるんですよ。真面目に一所懸命仕事してても。クラスリーダーになったって、手当は数千円です。新卒で勤め始めて、手取りで20万もらう頃にはもうおじさん、おばさんですね。未来に希望なんて、ありゃしません。
最近、議員さんの収入が問題になって、たまにある発言に「頑張ってる人はそれくらいもらっても良いんじゃないか」と…。じゃあ、私たちは頑張ってないんでしょうか?努力が足りないんでしょうか?私たちの世界では会議なんて、休憩時間にするものですよ。事務仕事は休憩時間やサービス残業、もしくは持ち帰ってするものですよ。座っている時間は全て休憩ですよ。仕事をしている時間はかなりの緊張感を持っている時間ですよ。一瞬の気の緩みも許されない時間=仕事をしている時間です。
これでも、給料に見合った仕事をすれば良いじゃないかって、言うんですか?
もっと給料が欲しいなら、別の仕事をすれば良いじゃないか。給料が安いのをわかっていてその仕事を選んだんだから自己責任だ。…という人もいます。だからこそ、辞める人が沢山いるんじゃないですか。だから保育士の仕事をしたくてもやらない人がいるんじゃないですか?だから人員不足で事故が起きるんじゃないですか?
●仕事量
別にお給料が良ければ、仕事量なんて気にしません。でも、20万には到底届かないお給料で、人の命と人の未来の責任をもたされるんです。ご存知のようにサービス残機付きの休憩なしです。もうこの際休憩なんてどーでも良いから、残業代付けるか残業分の仕事を減らしてくれって感じです。自分の子ども産んだら、保育所の開園時間内に預けて迎えに行くのがまず難しい。残業してお金付くなら、ファミサポでも何でも頼むけど、タダ働きで寧ろ出費になるんですよ?お金払って仕事するって、どういう事?と思います。せめて差し引きゼロにしてほしいです。
これでも高望みですかね?
だから結婚や出産を機に辞めたりパートになるしか選択肢がなくなってしまう。採用面接の時に家庭持ちの女性が面接に行くと、「正職員は難しいと思います。パートでどうですか?」と言われちゃいます。
じゃあパートなら楽なのか?!そうとも限りません。資格を持っていてフルタイムのパートであれば、仕事の内容は正職員とかわりません。むしろそう要件でパートを雇っている職場の場合、正職員でやりきれなくなった人がパートになります。そして正職員に新人がなります。どういうことかというと、パートの方がスキルも経験も上なのです。パートに正職員の指導をするように求められます。クラス内で何かミスがあれば、クラスリーダーが未熟な場合、パートの指導責任を責められます。もちろん書面では休憩時間ありで、お給料も入りませんが、パートであっても休憩時間にタダ働きしています。残業になっても、バーコードだけ通してタダ働きしたり、時間が過ぎちゃっても、勝手に時間が訂正されていて、残業していないことにされちゃいます。
●結婚・出産
結婚しても、園長にはおめでとう…とは言ってもらえません。だって、いつ妊娠するか…と言う園長にとっては恐怖のカウントダウンが始まるわけですから。
流産?あります。あります。あるか無いか…ではなく、何回あるか…というレベルであります。プールの時期や運動会、クリスマス…流産しやすいポイントでした。仲間で死産もありました。早産なんてザラです。私も一人目早産、二人目と三人目は切迫流産からの切迫早産でした。出血した時も、仕事上で思い当たる節はありました。(前日が行事だったり、立て込んでたり…。)全てが仕事のせいとは思いません。でも、リスクが高いのは確かです。リスクを背負いながら覚悟して仕事を続けるのか、自分の体と小さい命を最優先する為に仕事を止むを得ず辞めるのか、その選択が迫られます。
もちろん、給料安いのをわかっててこの仕事を選んだんです。もちろん、仕事や人間関係が辛いのわかってて、この仕事を選んだんです。我慢して仕事しろって言われるなら、既に我慢して仕事してますよ。そのうちその我慢が限界に来て爆発するか、身体を壊すまで、仕事しますよ。でも、我慢してるってことは、問題を抱えてるって事です。
色々な人が色々な意見を言って保育士の待遇が良くなるなら、それに越した事はありません。でもね、本質が見えていなければ、本当の待遇改善って無いんじゃ無いですか?どこかで家賃補助だすって話もありますけど、それ、結局保育士の使い捨てが増えるだけですよね?てか、一人暮らしの職員を取らない園も多いですよ。資格もあって、子育て経験もある人は要らないんですかね?政治家さん、知ってますか?家賃10万も払えないから、月8万とかのローン組んで中古の家を買うんですよ?どっちが生活逼迫しているんでしょうね?それなりに余裕のある人に家賃補助がおりて、カツカツの人には補助は無いんですね?
主婦が給料もらえなくて、保育士が給料もらえるだけでありがたいって思えって人、いますよね。
じゃあ主婦に、30人近い幼児を一人で見てもらいましょうか。全員どこにいるかちゃんと把握して、怪我させないようにして、成長にあった課題も用意して、声かけも子どもが成長出来るようにやってもらって。0歳3人、一歳6人、一人で見てもらいましょうか。それでも専門性がないっていうなら、やれますよね。でも、実際どうなると思います?
子どもの命に関わる事態になると思いますよ。成長に合わせたカリキュラムなんてどころじゃなくなりますよ。それでも、私達の仕事は主婦と同じなんですか?どっちが大変とかではなく、子育てと仕事としての保育は全く別なんですよ。逆に言えば、保育士が育てる自分の子どもが全員完璧に育つとは限らない。
今、保育士に対する色々な意見が出ているからこそ、保育士側からも今まで我慢してきたものが噴出しているんだと思います。我慢して働けというなら、働きますよ。我慢の限界がくるまでね。でも待遇改善して貰えるなら、もっと働けるかもしれません。変な改善の仕方で、希望を失うようなものだったら、我慢の限界がもっと早くきてしまうかもしれません。ただそれだけの事。それだけの事を言いたいだけなんです。
じっくり型トイレトレーニング
添い乳でしか寝ない子が保育園に入ったら…
保育園には色々な子が来ます。保護者の方の育て方も色々です。寝かしつけの方法も色々です。
次男は添い乳にしなかった理由とその経過
長男の時は添い乳にした私ですが、次男は出産前に添い乳はすまい…と心に決めていました。その理由としては…