子育てon Time

保育士でも母親になると、様々な事で悩みます。知らなかった事を沢山知ることが出来ます。世の中の子育てした人、している人、支援している人には頭が上がりません。そんな私が思った事をまとめていきます。

療育とは

「療育」という言葉に、皆さんはどんなイメージを持ちますか?障害者?ハンデ?レッテル?

もし、自分の子どもに「療育」を勧められたら、皆さんはどう感じますか?

 

生まれた時は普通の子だと思っていたのに、成長するとともに違和感を覚える。または、自分は違和感を感じなくても、保育園や幼稚園、学校の先生から度々話がある。

そんなケース、うちには絶対無いわ!って思っていませんか?

意外とそんなケースは多くて、それに対して抵抗感を持つ方も少なくないのが現状です。

 

「療育」とか「検査」とか言われると「うちの子、社会不適合なのか??」とビクビクしてしまう方が多いのですが、そんな事ありません。誰でも苦手な分野があって、たまたまその子の苦手分野に関して「療育」というシステムがあるというだけの事です。例えば、運動音痴の人が体操教室に通う…みたいな。字が汚い人が習字を習うように。自分の努力だけでは限界が見える時、専門家やプロにやり方のコツを教えてもらう。「療育」って、そういう事だと思います。

 

少しでも子どもの将来の役に立つなら、「ピアノ」も良いけど「療育」だって良いのです。

 

かくいううちの子も、療育センター通ってます。そして、それをママ友に堂々と公言しています。だって、それを言ってよそよそしくなるママ友はきっと他のことにおいても付き合いが面倒くさいなって思うはずだから。

幸せな事に、公言したら「良かったね!予約待ちすごいんでしょ?」「早くから通ったら、効果あるもんね。」「うちも小さいうちから行けば良かったって、いま後悔してるんだ。」って言ってくれる友達が沢山出来ましたよ!!!会話だけきいてたら、どこかの幼児スクールか習い事の話か?って思いますよね(笑)

 

どうか子ども達がすくすくと育ちますように!

本当に保育士を辞めたくなった瞬間

保育士をしていると辞めたくなる瞬間は何度となくやってきます。他の仕事にも当てはまる事でいえば、

・仕事がキツイ

・給料少ない

・人間関係がドロドロ

 

でも、1番キツイのは保育園を毛嫌いしている人の言葉を目にしたり、耳にしてしまった時。

 

・人の子ども見てないで、自分の子どもをしっかり育てろ

・保育園は幼稚園より質が悪い

・保育園児はタチが悪い

 

確かに、保育所には家庭環境が厳しい状況にあるお子さんもいますから、そういうイメージになるのでしょう。でもね、言わせてください。いくら家庭環境が厳しくても心優しく、頭も良い子は沢山いるんです!!

むしろ…ですよ。我が子が小学一年生になって初めての授業参観で、クラスの男の子が先生が話しているのにろくに聞かずに「そんなのかんたーん。●●だし。」とずっと喋っている子がいました。他にも順番守らずに割り込む子。算数ブロックで積み木をして遊んでいる子。みんな、幼稚園の子ども達でした…というと語弊がありますね。そのクラスでは、保育園出身の子どもがとても少なかったのです。。つまり、保育園でも幼稚園でも、同じ割合で同じ様な子はいる…という話です。

 

最近の保育園は教育にも力を入れています。字の取得や英語、体育、美術…椅子に座って机に向かって、ほとんど幼稚園と変わらない園も多いのです。

 

それでも、保育所を単なる託児所と思う人も多く、保育園なんて絶対行かせない!多少生活が苦しくても幼稚園!!とか、お金払って利用してるのに、なんであれやこれや口出しするの!とか言われます。

挙句の果てに、保育士って、自分の子どもを犠牲にしてるんでしょ。ってね。

 

あー!もう辞めてやる!!!とブチ切れたくなる瞬間です。

どれだけ手を尽くしても先入観と思い込みで、保育士を奴隷か何かのように思い、罵倒する。

 

そこは仕事ですから、笑顔で対応しますが、人の命を守って、人を育てて、なぜ罵倒されて馬鹿にされなければならないのか。保育士ってこんなに蔑まれる仕事だとは思いませんでした。

 

…とは言い、子ども達の喜ぶ顔が見たくて、大きく成長する姿が見たくて、結局辞められないでいる自分。。

 

本当に保育士なんて辞めたい。心の底から辞めたいのに辞められない。

 

保育士増やすのに、1番必要なのは、保育士の地位向上と保育園への理解なのでは…という気がしてなりません。。

速攻型トイレトレーニング

『速攻型』というのは、次男のトイレトレーニングがあまりにも早くて私が勝手に名付けました(笑)

 

まず、トイレトレーニングの進め方はその子に応じて違ってくるものだと思います。家庭の生活サイクルによってチャレンジする時間帯が変わってきます。親の性格も、じっくり取り組む事が得意な人、焦ってしまう人、あまりこだわらない人等違いますし、子どもの性格も然り、主張が強い子、こだわらない子、のんびり屋さん…千差万別です。ですから、私が行った方法をそのまま行って誰でもうまく行くわけではありません。ただ、皆さんのお子さんと似ているところがあったらヒントになるかも…とは願っています。

 

我が家の次男の性格は以下の通りです。

○主張が強い

○正義感が強い

○納得出来れば受け入れるが、納得出来ないことは受け入れたく無い

○実は小心者で臆病

☆排尿間隔が短い

 

私(母親)の性格は以下の通り。。

○結構いい加減

○適当で、勘に頼る事が多い

○つい口うるさくなる

○継続が苦手

…あらあら、マイナスばかり。。良いところといえば、勘が大抵当たることでしょうか。

 

トイレトレーニングをするときに重視する点は以下の通りです。

①排尿間隔が2時間程度

②トイレの空間に慣れている

③意思の疎通がある程度出来る

次男は①が中々クリアしませんでした。2歳で1時間持たないこともありました。②もダメでした。子どもの性格であげた通り小心者でしたが、なんとかトイレに座るようになりました。しかし運悪くマンションの排水管工事に伴いトイレが新しくなり、自動洗浄がついてしまいました。誰も触れていないのに勝手にシャーと音がする便器に、次男は泣き叫び断固拒否!!私がトイレに行くと言うと、それまで金魚のフンのようにどこにでもついてきていたのに「あそんでる」とリビングに逃げ込むという…(;´д`)

ようやく条件が揃ったのは3歳を過ぎたお正月。自動洗浄はついていないが形状やボタンのよく似た実家のトイレに座る事が出来、帰宅後「ほら、ばーちゃんちのトイレとおんなじだね〜」と言い聞かせていると、恐る恐るトイレを覗き込む次男。「うちのトイレは偉いから、自分でお掃除してるんだよ。」と後ろからさらに言い聞かせると、「そーか。」とようやく納得。いやはや、ここまでが長かった!!

 

【いよいよトイレトレーニング!】

ここまできて、皆さん「何か速攻型なんだろう…」と思っていますよね(-_-;)ここからです!ここから早いですからっ。。

 

1日目

…トイレ行ったら好きなキャラのパンツが履けるよと宣伝する。この日は興味なし。

2日目

…保育園でトイレに行くとパンツ履けるんだってと宣伝する。すでに保育園ではトイレに座る事が多くなっていたのでちょっと心くすぐられた様子。

3日目

…保育園に行くと自らトイレに行き、パンツちょーだいと主張。先生に伝えて午前中だけパンツに。

4日目

…保育園で午後もパンツ履きたいと主張。

2週目

…保育園の午睡中もパンツを履きたいと主張。

3週目

…夜寝る時以外はパンツを履きたいと主張。

 

…終わりました。え?思ったより速攻じゃなかった?確かにもっと早い子もいると思います。思い立ったらすぐ出来ちゃう子、いますよね。

因みに、3週目には自ら「トイレ行く!」と言えるようになっていました。だから、実質トレーニングは2週間でしょうか。そもそも年齢ももういい頃だったので、パンツを履く=漏らしたらいかんという考え方がすんなり出来たのだと思います。夜はやはり排尿間隔が短い方なのでもう少し時間がかかるかもしれませんが、とりあえず昼間は終了しました。

 

【まとめ】

もっと短い間隔でトイレに誘う事で、もっと低い年齢でトイレトレーニングする方法もあります。でも、私は性格的に1時間毎にトイレに誘うのをうっかり忘れる可能性がありますし、トイレに誘わなくては…とイライラしてしまうでしょう。次男は頑固なので遊びに夢中なら絶対トイレには行かないでしょう。自ら必要と思わないと行かないタチです。ですから、結果次男にはこの方法が良かったと思っています。

保育士辞めたいの私だ?!

他の仕事を知らなかった頃は、どんな仕事でも、やっぱり辛いことは多いし、働くとは大変な事なんだ。だから、保育士が特別キツイってわけでは無いんだ…とずっと思っていました。

今でもそのおもいに大きな変化はありません。何の仕事にしたって責任はあるし、大変な事や人間関係のドロドロだってあるんだと思います。

 

それでも、現在自分の置かれている状況が悲しすぎて、保育士という仕事を投げ出したくなる時があります。私は何を犠牲にしてこの仕事をしているのか、その犠牲と仕事とどちらが自分にとって大切なのか…と。そして、最終的には自分は保育士という仕事に向いていないんだ。と、負の考えに囚われてしまいます。

 

●給料

初任給が低いだけじゃないんです。基本給が1万円あがるのに、5年くらいかかるんですよ。真面目に一所懸命仕事してても。クラスリーダーになったって、手当は数千円です。新卒で勤め始めて、手取りで20万もらう頃にはもうおじさん、おばさんですね。未来に希望なんて、ありゃしません。

最近、議員さんの収入が問題になって、たまにある発言に「頑張ってる人はそれくらいもらっても良いんじゃないか」と…。じゃあ、私たちは頑張ってないんでしょうか?努力が足りないんでしょうか?私たちの世界では会議なんて、休憩時間にするものですよ。事務仕事は休憩時間やサービス残業、もしくは持ち帰ってするものですよ。座っている時間は全て休憩ですよ。仕事をしている時間はかなりの緊張感を持っている時間ですよ。一瞬の気の緩みも許されない時間=仕事をしている時間です。

これでも、給料に見合った仕事をすれば良いじゃないかって、言うんですか?

もっと給料が欲しいなら、別の仕事をすれば良いじゃないか。給料が安いのをわかっていてその仕事を選んだんだから自己責任だ。…という人もいます。だからこそ、辞める人が沢山いるんじゃないですか。だから保育士の仕事をしたくてもやらない人がいるんじゃないですか?だから人員不足で事故が起きるんじゃないですか?

 

●仕事量

別にお給料が良ければ、仕事量なんて気にしません。でも、20万には到底届かないお給料で、人の命と人の未来の責任をもたされるんです。ご存知のようにサービス残機付きの休憩なしです。もうこの際休憩なんてどーでも良いから、残業代付けるか残業分の仕事を減らしてくれって感じです。自分の子ども産んだら、保育所の開園時間内に預けて迎えに行くのがまず難しい。残業してお金付くなら、ファミサポでも何でも頼むけど、タダ働きで寧ろ出費になるんですよ?お金払って仕事するって、どういう事?と思います。せめて差し引きゼロにしてほしいです。

これでも高望みですかね?

だから結婚や出産を機に辞めたりパートになるしか選択肢がなくなってしまう。採用面接の時に家庭持ちの女性が面接に行くと、「正職員は難しいと思います。パートでどうですか?」と言われちゃいます。

じゃあパートなら楽なのか?!そうとも限りません。資格を持っていてフルタイムのパートであれば、仕事の内容は正職員とかわりません。むしろそう要件でパートを雇っている職場の場合、正職員でやりきれなくなった人がパートになります。そして正職員に新人がなります。どういうことかというと、パートの方がスキルも経験も上なのです。パートに正職員の指導をするように求められます。クラス内で何かミスがあれば、クラスリーダーが未熟な場合、パートの指導責任を責められます。もちろん書面では休憩時間ありで、お給料も入りませんが、パートであっても休憩時間にタダ働きしています。残業になっても、バーコードだけ通してタダ働きしたり、時間が過ぎちゃっても、勝手に時間が訂正されていて、残業していないことにされちゃいます。

 

●結婚・出産

結婚しても、園長にはおめでとう…とは言ってもらえません。だって、いつ妊娠するか…と言う園長にとっては恐怖のカウントダウンが始まるわけですから。

流産?あります。あります。あるか無いか…ではなく、何回あるか…というレベルであります。プールの時期や運動会、クリスマス…流産しやすいポイントでした。仲間で死産もありました。早産なんてザラです。私も一人目早産、二人目と三人目は切迫流産からの切迫早産でした。出血した時も、仕事上で思い当たる節はありました。(前日が行事だったり、立て込んでたり…。)全てが仕事のせいとは思いません。でも、リスクが高いのは確かです。リスクを背負いながら覚悟して仕事を続けるのか、自分の体と小さい命を最優先する為に仕事を止むを得ず辞めるのか、その選択が迫られます。

 

 

もちろん、給料安いのをわかっててこの仕事を選んだんです。もちろん、仕事や人間関係が辛いのわかってて、この仕事を選んだんです。我慢して仕事しろって言われるなら、既に我慢して仕事してますよ。そのうちその我慢が限界に来て爆発するか、身体を壊すまで、仕事しますよ。でも、我慢してるってことは、問題を抱えてるって事です。

色々な人が色々な意見を言って保育士の待遇が良くなるなら、それに越した事はありません。でもね、本質が見えていなければ、本当の待遇改善って無いんじゃ無いですか?どこかで家賃補助だすって話もありますけど、それ、結局保育士の使い捨てが増えるだけですよね?てか、一人暮らしの職員を取らない園も多いですよ。資格もあって、子育て経験もある人は要らないんですかね?政治家さん、知ってますか?家賃10万も払えないから、月8万とかのローン組んで中古の家を買うんですよ?どっちが生活逼迫しているんでしょうね?それなりに余裕のある人に家賃補助がおりて、カツカツの人には補助は無いんですね?

主婦が給料もらえなくて、保育士が給料もらえるだけでありがたいって思えって人、いますよね。

じゃあ主婦に、30人近い幼児を一人で見てもらいましょうか。全員どこにいるかちゃんと把握して、怪我させないようにして、成長にあった課題も用意して、声かけも子どもが成長出来るようにやってもらって。0歳3人、一歳6人、一人で見てもらいましょうか。それでも専門性がないっていうなら、やれますよね。でも、実際どうなると思います?

子どもの命に関わる事態になると思いますよ。成長に合わせたカリキュラムなんてどころじゃなくなりますよ。それでも、私達の仕事は主婦と同じなんですか?どっちが大変とかではなく、子育てと仕事としての保育は全く別なんですよ。逆に言えば、保育士が育てる自分の子どもが全員完璧に育つとは限らない。

 

今、保育士に対する色々な意見が出ているからこそ、保育士側からも今まで我慢してきたものが噴出しているんだと思います。我慢して働けというなら、働きますよ。我慢の限界がくるまでね。でも待遇改善して貰えるなら、もっと働けるかもしれません。変な改善の仕方で、希望を失うようなものだったら、我慢の限界がもっと早くきてしまうかもしれません。ただそれだけの事。それだけの事を言いたいだけなんです。

じっくり型トイレトレーニング

長男は1歳過ぎからトイレに行き始め、本格的には一歳半くらいからトイレトレーニング開始、2歳にはほぼ完了。3歳になる前には、こちらから誘わなくても1人でトイレに行きました。
この時のやり方と流れを載せます。

ただし!!同じお腹から生まれ、同じ親が育てる次男は2歳過ぎましたがまだまだパンツにはなれそうにありません。その理由も少し載せますが、次男が完了した暁には、再度その流れを載せたいと思います。本当に、子どもによって違うものです。。

《トイレトレーニングを始める時に考慮した条件》
①排尿間隔
→長男は排尿間隔がかなり空いているタイプでした。私の目安として1時間半〜2時間空くことを条件としました。一時間の排尿間隔だと、トイレに誘う回数は凄まじい事になります。遊んでいる最中にトイレに誘わなくてはならない事が、1日の間に何回も出てきてしまいます。そうすると、親や保育者にとっても、子どもにとってもストレスになると考えました。ちなみに次男は2歳の時点で一時間毎の排尿間隔なので、トイレでおしっこもしますが、オムツも濡れてしまいます。
②お昼寝明けにオムツが濡れていないか
→お昼寝明けにオムツが濡れていないということは、膀胱におしっこが溜められる…ということなので、目安にしました。
③うんちがちゃんと形になっている。
→ウンチの状態が多少ベタベタしていると、パンツに出てしまった時の処理が大変です。パンツにしてしまってもトイレに落とせるくらいには固まっている状態を理想としました。
④意思疎通が言葉で成立する。
→長男は言葉が早かったのも、幸運でした。一歳半検診の時には二語文での会話が成立していました。

《トイレトレーニングを始める前》
トイレで排泄をする前に、トイレに慣れる…ということが必要だと考えます。なので、条件を満たしていない時期から、トイレには慣れて貰うことにしました。例えば…
⚫︎大人と一緒に入る。
⚫︎前もって子ども用便座を用意しておいて、使いたいと訴えたら、絶対出ないとわかっていても座らせてみる。
⚫︎子どもが座ったあと、水を流させてみる。(便座には座りたがらなくても、水を流すのが好きな子って多いです。)
⚫︎手洗いに泡の石鹸をおいて、手洗いを楽しんでみる。(これまた、好きな子多いですよね。)
⚫︎布パンツを用意しておく。トレーニングパンツではなく、普通の布パンツを用意しました。

ポイントは焦ってる時にはやらない事。ついつい「早くして!!」と言いたくなってしまうので…。急いでいる時に「一緒に入りたい」と言われそうだったら、少し気がそれている時にちゃちゃっと済ませてきた方が無難ですし、そもそも、大人もなるべくギリギリではなく余裕を持ってトイレに行くようにします。

《きっかけ》
1歳1ヶ月の時、お風呂上がりに「オムツはかな〜い!」と走り回りました。「良いよー。その代わり、トイレでおしっこしてね。」…これがきっかけでした。長男はルンルンでトーマスのパンツを履きました。

《お漏らし》
ここで普通の布パンツが威力を発揮しました。お漏らしをした瞬間、ジョワー!!長男は呆然と立ち尽くしました(笑)もちろん床は水浸しですが、決して怒らないでくださいね。私は「びっくりしたねー。お兄さんパンツを履いている人はトイレでおしっこしないと、ビショビショになっちゃうらしいよー。」…みたいな事を言った気がします。それ以来、誘うとトイレに行くようになりました。誘ってトイレに行かない時は「そっかー。」と、とりあえずそのままにして置くと、少しちびったくらいで長男は初回の惨事を思い出し、「おしっこ!!」と(笑)結局その後初回と同じ様に大惨事になったのは片手に入るくらいの回数しかなかった様に思います。
どうしても漏らして欲しくない時(知人の家に行く時、電車に乗る時など)だけ、トイレトレーニング用のライナーみないなものを使用しました。

《夜のパンツ》
幸いな事に、2歳の頃には寝る前にトイレに行けば、おねしょをする事は殆どありませんでした。それに合わせて、オムツを買うのをやめました。
もちろん、朝ゆっくり寝かせているとおねしょをしてしまう事もあったのですが、我が家は基本6:00起床なので、大抵大丈夫でした。おそらく、朝方眠りが浅くなったところで起きれずにいると、おねしょをしてしまう事になっていたのだと思います。

《トイレトレーニングの完成》
長男のトイレトレーニングが終わったと思ったのは2歳半の頃です。
⚫︎誘わなくても自分でトイレに行くと言える。
⚫︎お漏らしをしなくなった。
特に、上の項目が出来るようになったのがポイントでした。それまでこちらがタイミングを図ってトイレに誘っていましたが、2歳半頃からは全く誘わなくても、トイレに自主的に駆け込んでいました。
お漏らしも無くなったので、何処かに出掛けるときも心配する必要が無くなりました。

《年齢よりも、子どもの成長とタイミング》
長男はありがたい事に、排尿間隔も言葉もしっかりとしていたので、スムーズにオムツが取れましたが、次男はまだ排尿間隔は短くうんちもベタベタ。おまけに最強の嫌々、言葉も幼い為、長男とは全く違うペースになっています。ようやく「おしっこ」と「うんち」を教えてくれるようにはなりましたが、だいたい事後報告。トイレは好きで行くので、とりあえずその気持ちを大事に大事に、無理強いはしない事にしているところです。多分、無理にトイレに誘いはじめると、こちらにとってもストレスになるので。。次男がオムツを卒業出来たら、またまとめて載せようと思います。

添い乳でしか寝ない子が保育園に入ったら…

保育園には色々な子が来ます。保護者の方の育て方も色々です。寝かしつけの方法も色々です。

もちろん、添い乳でしか寝た事のない赤ちゃんも入園してきます。保護者の方としては、家で添い乳でしか寝ないので、保育園に入ったらどうやって寝るのか不安ですよね。ちゃんと寝られるのかしら。ずっと泣き続けるのかしら…と。
 
《0歳児クラスから入園》
 
低月齢であればあるほど、入眠儀式はそれ程決まってはいません。そもそも、添い乳でない方法で寝ている赤ちゃんも、入園当初は慣れない場所で慣れない人になかなかスムーズには入眠出来ないのです。
例えば抱っこで寝ている赤ちゃんは、いつもと微妙に違う抱き方といつもと違う匂い、いつもと違う揺らしかたに戸惑います。家では布団でコロンと寝る子も、いつもと違う雰囲気と、いつもと違う寝具、他の子の泣き声に戸惑います。保育士はあの手この手を試しながら、その子が違う環境の中でも何とか眠れるコツやポイントを探し出すのです。
もちろん添い乳以外の方法でいつも寝ている子は環境にさえ慣れてしまえば、すんなり寝る可能性は高いと思います。ですが、最初に書いた通り、低月齢であれば入眠儀式はそれ程固定されていません。赤ちゃんはとてもお利口で、家では添い乳でも、保育園ではちゃんと「ここではおっぱいは無いんだよなー」と、添い乳に頼らない入眠方法を身につける事が出来ます。
保育士もおっぱいという武器は無いので、それこそあの手この手を試すのですよ。抱き方から揺らし方、バスタオルをおくるみ代わりにしてみたり。抱っこでやっと寝ても、布団に下ろすまでには何段階も技か必要だったりします。まず、布団に下ろすことを考えて、抱っこで揺らしている時から抱き方を少しずつ下しやすいように変えてみたり、しゃがむにも一段階あります。それはもう、筋トレの如くスローモーションで動いたり。。いざ下ろすときも正座で下ろすのかあぐらをかくのか、お姉さん座りをするのかによって下しやすさが違いますし、30㎝下ろすのに少しずつ、少しずつ下げたりします。おかげさまで、整体に行くと、いつも「股関節がものすごく柔らかいですね!!」と言われます(笑)下した後も自分の手を抜くのには、相当な集中力を要します。手を抜いても身体を離す時も神経を集中させます。
寝かしつけに一時間以上かける時もあります。自分の子どもだったら、そんなに時間かけられないのですが、不思議な事に、仕事だと、毎日一時間以上かけても平気なんですよね〜💦むしろ、寝てくれた時の達成感といったら…!!
 
《1歳児クラス以上からの入園》
1歳児クラスだとまだまだ断乳していない子は多く、添い乳で寝ている子も少なくはありません。この頃からの入園だと、入眠儀式はかなり固定されていて、保護者からの情報が無くても、「この子は添い乳で寝ているのかもー」とわかります。
ちなみに、0歳児クラスから上がった子達は殆ど布団で入眠出来るようになっています。家で添い乳のままだとしても、です。
だからと言って、新入園の子も無理に布団で寝かしつける事はありません。慣れるまでは、0歳児クラスの時と同じように、あの手この手を使います。ただ何が違うのかと言えば、0歳児の時は初めは完全に寝てから布団に下ろして、そのうち半眠りの状態で下ろしたりして、徐々に布団で寝られるように移行していくのですが、1歳児クラスだと、その移行のスピードが早い…ということでしょうか。完全に寝かしつけてから布団に下ろすのは本当に短い期間で、何度か成功したら、半眠りで下ろす方法にトライします。それが出来たら、割とすぐに布団で入眠にトライします。
そもそも、お昼寝の時間になってすぐに抱っこする事もあまりありません。他の子が布団に入るので、流れで一緒に布団に横になるよう誘ったりします。これが、結構機嫌よくゴロンまではしてくれるのです。いよいよ眠くなって、それでも眠れない場合に座ったまま抱っこをしたり、添い寝をしてみたりして、色々試し、それでも眠れないかなーという時にいよいよ抱っこして寝かしつける事になります。
 
《ただ…》
入眠方法は保育園での寝方を身につけるのですが、添い乳のお子さんは眠りが浅いことが多いかも知れません。中にはぐっすりと眠れる子もいるのですが、眠りが浅い場合、すぐに目が覚めて「おっぱいが無い!!」と涙したり、少しの物音で起きてしまったりします。
保育園では、子どもの午睡中にも保育士が様々な仕事をするので、物音がしない時間…というのはほぼありません。
 
だからと言って、保育園で生活が成り立た無い訳では無く、添い乳で眠りが浅い子でも、成長とともにぐっすり眠れる様になるので、過度に心配する必要は無いと思いますが、もしも不安であれば、担任に相談してみても良いかもしれませんね。
 
《入眠方法よりも…》
どんな入眠方法をお家でしているか、よりも、大切なのは、お母様や保護者の方がストレスが少なく過ごせているか…の方だと思います。本当は添い乳が楽でなんだけど、頑張って頑張って他の方法にして、でもやっぱり赤ちゃんの泣き声に耐えられなくて泣きそう…と思うこともあると思います。逆も然り。子どもによって、全く同じ方法を取っても違うし、親だってやりやすい方法や環境が違うのですから、自分に合った方法が一番だと思います。お母様や保護者のストレスを子どもは物凄く敏感に感じ取り、それは成長に大きく関わります。保育園で上手く過ごせるかを気にするよりも、お家でどれだけ安心して過ごせるか。それを一番に考えてくださいね。。
 
 
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完全母乳と保育所

次男は添い乳にしなかった理由とその経過

長男の時は添い乳にした私ですが、次男は出産前に添い乳はすまい…と心に決めていました。その理由としては…

 
①『添い乳のデメリットhttp://kaedeaoitsuki.hatenablog.com/entry/2016/08/24/231946』の記事で書いた事が負担だったから
 
⚫︎朝方の頻繁な泣き(浅い眠り)
⚫︎寝返りが打てない
⚫︎乳首の荒れ
⚫︎おっぱいの詰まりやすさ
⚫︎自分で再入眠出来ない
 
②添い乳をすると、川の字で寝る場合、長男に背を向ける事になる
 
長男がちょうど3歳になった時に出産したのですが、まだまだ母恋しい時期。「かーかん(私)の隣で寝たい」と言っていました。もし次男に添い乳するとなれば、眠る際に長男に対しては背を向ける事になります。それは凄く寂しがるかな…と。
 
 
抱っこやおっぱいではなく、なるべく布団で自分で寝られる様になって欲しかったので、あえて物凄く泣き続ける時以外は布団に置いて寝るのを待つスタイルを取りました。
本当はジーナ式とかやってみたかったのですが、退院後に上手く授乳間隔が空けられずに頻回になってしまっていた事と、2ヶ月くらいから義母が一時同居した事によって、私の思う様にスケジュールが組めなくなってしまった為、諦めました。また、狭いマンションに同居する義母の手前、夜中に何回も泣かせる訳にもいかず、最初の寝かしつけだけは抱っこも添い乳もしない、夜泣きは抱っこやおっぱいで寝かしつける…というあべこべな方法を取ることになりました。
 
《退院〜三ヶ月くらいまで》
退院して直後は、私たちが布団に連れて行く前にすでに眠くなってしまい、「うわっ、寝ちゃった!」と慌てて布団に連れていき、そのままご就寝…。。
そのうち起きていられる様になると、いよいよ寝入りの泣きが始まりました。初めのうちは1時間くらいは平気で泣きました。抱っこして落ち着いてから降ろしても泣き続けました。それが一週間位すると30分くらいになっていきました。
 
《四ヶ月〜1歳くらいまで》
寝入りの泣きは減りましたが、今度は遊びが始まりました。ベッドに入ってもソワソワ。枕元の電気をつけてみたり、枕元に置いてあるエアコンや電気のリモコンなどが気になり始め、カチカチカチカチ…ピッピッピッ…それらを隠すと、今度は伝い歩きやハイハイでみんなの枕元を行ったり来たり…「うへへー♪」とご機嫌でつかまり立ち…何てことも💦
 放っておくと平気で30分以上遊び、横にすると「まだ遊びたかったのにー!!」とばかりに泣きました。
 
《1歳くらい〜》
この頃になると、凄く上手に寝られる様になってきました。何も言わなくてもベッドに行くと静かに横になり、電気を消すと10分もしないうちにスースーと寝息が聞こえてきました。夜泣きもなくなり、朝までぐっすりと眠れる日が多くなりました。
現在に至るまで、泣きが戻ることはなく、一人で寝て、途中で起きても周りをキョロキョロみてまた寝る事が出来ます。
体力がついてくると、布団の中で独り言を言ったりし始めますが、「もう寝るよー。」と言うとタヌキ寝入りをし、そのうち本当に寝てしまったりします。
 
 
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