子育てon Time

保育士でも母親になると、様々な事で悩みます。知らなかった事を沢山知ることが出来ます。世の中の子育てした人、している人、支援している人には頭が上がりません。そんな私が思った事をまとめていきます。

本当に保育士を辞めたくなった瞬間

保育士をしていると辞めたくなる瞬間は何度となくやってきます。他の仕事にも当てはまる事でいえば、

・仕事がキツイ

・給料少ない

・人間関係がドロドロ

 

でも、1番キツイのは保育園を毛嫌いしている人の言葉を目にしたり、耳にしてしまった時。

 

・人の子ども見てないで、自分の子どもをしっかり育てろ

・保育園は幼稚園より質が悪い

・保育園児はタチが悪い

 

確かに、保育所には家庭環境が厳しい状況にあるお子さんもいますから、そういうイメージになるのでしょう。でもね、言わせてください。いくら家庭環境が厳しくても心優しく、頭も良い子は沢山いるんです!!

むしろ…ですよ。我が子が小学一年生になって初めての授業参観で、クラスの男の子が先生が話しているのにろくに聞かずに「そんなのかんたーん。●●だし。」とずっと喋っている子がいました。他にも順番守らずに割り込む子。算数ブロックで積み木をして遊んでいる子。みんな、幼稚園の子ども達でした…というと語弊がありますね。そのクラスでは、保育園出身の子どもがとても少なかったのです。。つまり、保育園でも幼稚園でも、同じ割合で同じ様な子はいる…という話です。

 

最近の保育園は教育にも力を入れています。字の取得や英語、体育、美術…椅子に座って机に向かって、ほとんど幼稚園と変わらない園も多いのです。

 

それでも、保育所を単なる託児所と思う人も多く、保育園なんて絶対行かせない!多少生活が苦しくても幼稚園!!とか、お金払って利用してるのに、なんであれやこれや口出しするの!とか言われます。

挙句の果てに、保育士って、自分の子どもを犠牲にしてるんでしょ。ってね。

 

あー!もう辞めてやる!!!とブチ切れたくなる瞬間です。

どれだけ手を尽くしても先入観と思い込みで、保育士を奴隷か何かのように思い、罵倒する。

 

そこは仕事ですから、笑顔で対応しますが、人の命を守って、人を育てて、なぜ罵倒されて馬鹿にされなければならないのか。保育士ってこんなに蔑まれる仕事だとは思いませんでした。

 

…とは言い、子ども達の喜ぶ顔が見たくて、大きく成長する姿が見たくて、結局辞められないでいる自分。。

 

本当に保育士なんて辞めたい。心の底から辞めたいのに辞められない。

 

保育士増やすのに、1番必要なのは、保育士の地位向上と保育園への理解なのでは…という気がしてなりません。。